反転機
よくあるご意見ご質問
色々な機種がありますが、価格を教えてください。
デンソンの製造する機械の販売価格は、販売店にお尋ねください。
お取引のある販売店が無い場合や販売店がまだ決まっていない場合は、デンソンまでご相談ください。
点検はしないといけませんか?
無点検で長期間使用の場合、故障が発生したまま使用していると修復不可能になる場合があります。新しい反転機導入後は異常がなくても一度早目に点検を依頼しましょう。「年数追加方式点検」でメンテいただけますと安全かつ最長期間ご利用いただけます。定期点検は突発的な故障を防ぎ、機械寿命を確実に増加させます。
非常停止スイッチにはどんな存在意義がありますか?
デンソンの反転機は基本的に2ボタン操作で、片方離せば動作停止し安全です。逆に言えば偶然工場に社会科見学に来た子供たちが両ボタンを押せば操作ができてしまいます。非常停止ボタンが作動していれば不用意に他の操作者がいじっても解除できない限り反転機は動作しませんので安心です。
オイルの適正な交換頻度を教えてください。
油圧作動油は利用環境の温度差、動作圧力、反転機使用頻度、油の酸化度、水分含有率などで適切な交換時期が異なります。一日3回程度の反転で1~3年以内に交換を推奨しております。新規導入後はまずは1~2年以内の交換が望ましいです。最初の1回目は早めに行うと回路内の初期摩耗による油中コンタミナントを取り除け、潤滑も良好になり、今後の点検推奨時期を計れます。動粘度46油圧作動油(消防法 第四類, 第四石油類, , 危険等級III)を使用しています。
グリス給油はどのようにやったら良いですか?
デンソンの現行の反転機の摺動部にはグリスチューブが配管されています。この配管を通って定期的に摺動部にグリスを送り出せます。配管に異常が無ければ、反転頻度が1日3回程度で週に一度、各グリスニップルにたったワンプッシュするだけで摺動部は十分潤滑します。現行機は日本グリース製カートリッジリチウム EP-0を採用しています。(ちょう度が♯0番のリチウムグリスであればどちらでも利用可能です。)
反転機の新設や移設を自社で行うつもりですが問題ありませんか?
デンソンの反転機には購入後一年間の保証が付属されます。定期点検で発生した部品交換でも同様です。自社で新設もしくは移設をされて使用された場合、取扱説明書に明記してあります反転機の使用方法とは異なりますのでその後一切の保証ができなくなってしまいます。新設や移設は当社にお任せください。
片方のテーブルを立てた状態で、反転物をぶつけて位置決めをしています。
デンソンの反転機は位置決めする際に衝撃を与えて使うような設計をしていません。反転機の構造物が変形してしまいますので位置決めは必ず決められたラインに置いていただけます様お願いします。また左の写真での状態で反転物とテーブルの間に許容されている間隔は15mm以下ですが、この隙間が大きすぎても反転中に衝撃が発生してしまいますので適切な位置に置いてご利用ください。
他社の反転機とどう違いますか?
デンソンは昭和56年(1981年)にフラット型の反転機を開発して世界で最初に特許を取得しました。さらには反転機専業メーカーなので反転機だけを細かい部分までこだわり抜いて開発しています。またデンソンのフラット型反転機は90°固定型のパックマン式の反転機とは構造もコンセプトも全く異なり、当然利点も全く異なります。
防護柵開錠時に反転機を動作させないことはできますか?
デンソンの反転機にはインターロック機能が備えられています。防護柵が開いて反転スペースに人間がいるときは反転機が動作しないよう安全に運用することができます。
反転機の自動運転は可能ですか?
デンソンの反転機は反転効率をより高めるワンボタンでの自動運転に対応します。 安全柵またはエリアセンサー等の安全設備も一緒にご検討ください。
ワークが特殊な形状なのですが、反転機の形状を変更して製作できますか?
デンソンの反転機はカタログに掲載している標準機が最もコンパクトに設計されています。そこから大きくしたい場合には設計変更をすればあらゆるワークサイズに対応することができます。標準機よりも小さくすることはできません。 反転物の形状にフィットする治具が必要な場合には設計可能な場合もありますのでご相談ください。
ワークが自立できない形状をしていますが反転できませんか?
打合せ時に希望をお聞きすることができれば円柱形状でも複雑形状でも治具などを使用して安定した反転をするように設計することができます。また反転板に穴加工などを施して効率的に治具や保護材の脱着をすることも実現できます。
反転頻度が多いのですが、機械が止まってしまったりしませんか?
反転頻度が多い場合にはオイルクーラーはもちろん、機内にファンなどの冷却装置を取り付けたりオイルタンクを改造することもできます。反転回数があまりにも多い場合、代替フロンなどを利用したクーラーを採用することもあります。
社内の方針で三菱のシーケンサーしか使えないのですが、対応可能ですか?
事前の打ち合わせでご申告いただければ購入の際にシーケンサーの変更が可能です。その際はプログラムも変更する必要があります。
反転時にワークから液体が出てしまいます。反転機が壊れてしまいませんか?
反転機には液体などの侵入を防ぐ保護材が備えられています。ワークから発生する液体があまりにも多い場合には腐食対策として内部部品をステンレス化して耐腐食性能を向上させることができます。
納入してから一度も点検を依頼しなかったのですが反転機から異音がします。みてもらえますか?
反転機にはいくつかの摺動部が存在します。無点検で多くの回数を使用していると摩耗により普段聴かない音が発生することがあります。調査にお伺いすることができますのでご依頼ください。
長年使用していた為、銘板が無くなってしまい反転機の詳細がわかりません。調べられますか?
弊社のデータベースでお調べすることができます。工場名やサイズをお知らせいただければその工場にどの機種が入っているのか、どんな部品が使用されているのかお調べすることができます。
ワークが増えて所有している反転機で反転できるかわかりません。どうしたらよいですか?
荷重曲線表をご利用いただきますと、どの機種がどのくらいのワークを反転できるか判別することができます。ご相談いただければデンソンからアドバイスもできます。
反転対象物を本当に反転できるのか試してみたいのですがデモ機などはありますか?
全ての機種ではありませんがデモ機のご用意がございます。またワークの形状やサイズ、重量にもよりますが各事業所でテスト反転も可能です。
反転機は何年間くらい使用し続けられますか?
反転機は適切に定期点検を行っていただければ半永久的に使い続けていただけるよう設計されています。
反転機はどこで購入すれば良いですか?
過去にデンソンの反転機をご購入されている際の販売店がある場合にはそちらに見積依頼をしてください。初めての取引の場合は基本的にはどちらの商社・販売店様でもご注文いただけます。 ご不安がある場合はお気軽にデンソンまでご相談下さい。
反転機をグループ会社に移設したいのですが・・
グループ企業へのデンソン製反転機移設やユーザー企業の社名変更の際は、反転機の「移行登録」をしていただくことでアフターサービスを受ける事が出来るようになりますのでデンソンまでお気軽にご相談ください。
反転機の推奨交換部品を自社で交換できませんか?
反転機のユーザー自ら保守できる部品は以下の2点のみです。
・オイル交換 (#46)
・グリス追加(リチウムグリス#0)
安全上の理由から、他の部品交換はデンソンのエンジニアまたは販売店のスタッフのみしかすることができません。サービスをご希望の場合はデンソンまたは販売店にご依頼ください。
反転機の点検中に反転できますか?
デンソンで行う点検は通常は日中に行われ、基本的には点検中は使用できません。作業が二日以上に渡る場合は終業時に、反転機が使用できる状態で点検を一時的に終了します。その際粉塵防護等用に備え付けられているジャバラやその他カバー類ははずれていますので、あくまで緊急的に利用が可能程度にお考え下さい。
修理の場合は、夜間利用もできない事があります。
カタログを送ってくれませんか?
デンソンでは現在カタログの送付を行っておりません。
カタログはこのウェブサイト上でダウンロード可能ですので、印刷してご利用ください。