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反転機

の部品交換について

メーカー修理で交換する反転機の部品ですが、

一部の外装部品はユーザー様ご自身でも交換していただけます。
それぞれ安全上の手順がありますのでご紹介していきます。

3ステップでできる   外装部品交換の手順

1 画像等撮影し、現状を記録する

交換後は全く同じ状況に戻さなくてはなりません。
一度触れたら交換前の状況は二度と見れなくなりますので必ず記録しておきましょう。

2 電源をオフにしてから部品交換

電気制御盤内にあるブレーカー(配線用遮断器)をオフにしてから交換します。
建屋側の制御盤でオフにしたつもりでも地中配管でルートが分かりづらいと、異なる電源から電気の供給を受けている場合があります。
ブレーカーオフ後はテスター等で電源が遮断されているか確認してから部品交換をして下さい。

3 入力信号をチェック

電気部品交換後はPLC(シーケンサ)のランプを見ることで、
入力信号のオンオフをチェックすることができます。
取扱説明書内の電気回路図を併用していただくと安全への理解も深まります。

通常入力信号線にはXから始まる線番を付けています。

一部の部品劣化が前兆となり、
消耗部品の交換などが反転機の他の部分の修復に繋がることは珍しくありません。


部品交換時は他の部分に注目し、不具合を発見するチャンスでもありますので、
普段目をやらない場所にも注意・関心を向けてみましょう。

また反転機導入後は異常がなくても一度早目にメーカー点検を依頼しましょう。
例えば納入1年後に点検をして、摩耗状態などをチェック。

問題が無ければ1年から2年へ、2年から3年へと点検するごとに点検時期を延ばしていく「年数追加方式点検」でメンテいただけますと安全かつ最長期間ご利用いただけます。

デンソンの反転機は定期点検を実施していただき、
半永久的に運用していただく事を前提に設計しています。

定期点検は突発的な故障を防ぎ、
機械寿命を確実に増加させます。