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PLC(シーケンサ)

Programmable Logic Controller(プログラマブル・ロジック・コントローラーの略で、日本国内では「シーケンサー」とも呼ばれています。

制御工学におけるシークエンスとはシーケンス制御のことであり、「あらかじめ定められた順序または手続きに従って制御の各段階を逐次進めていく制御」と日本工業規格(JIS)に定義されている。

 

PLCは機械や設備を自動制御する装置で、入力機器からの信号に応じて、あらかじめ決められたプログラムに従って出力回路を制御ししている。プログラムを変更することで、ユーザーが自由に機器を制御することができる。


シーケンサの用途は多岐にわたっており、自動車や家電製品、エレベーター、自動ドア、もちろん反転機を含む工場の生産設備など、私たちの生活に密接に関わっている。

シーケンサのメリットとしては、次のようなものがあります。

・処理速度が速い
・プログラムの作成・変更が簡単
・省スペース化が可能
・拡張ユニットを追加することで、ネットワークやアナログ信号の入出力に対応できる
・改造が必要になったときでも、内部のプログラムを変更するだけでほぼ解決できる


シーケンサのプログラミング言語には、ラダー図、ファンクションブロック(FB)、ST言語、SFC(Sequential Functional Chart)などがあります。